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東西南北

1363号「食品と包装とさくら」
▼ライフコーポレーションなど大手スーパー4社が物流連携を検討する研究会を立ち上げだというニュースが流れた。首都圏での商品配送について協議し、各社で異なる商慣習を揃えるなど、物流施設の共同使用も視野に入れて話し合いを重ねていくという。
▼例えば、納品期限のルール。各社が賞味期限までの最初の2分の1までに小売店に納入、と統一するとメーカーや卸の負担が減る。食品ロスの軽減やトラック運転手の残業規制が厳しくなる「2024年問題」も視野に入れている。
▼食品、家庭用品などが生活必需品なので、消費者は買わざるを得ない。家庭紙などは少し節約するなどして、買い控える動きもみられるそうだが、3月に入り家庭紙の出荷は上向きの様相。
▼消費期限を長くして、食品の廃棄を減らすには、包装の存在も大きい。食品を守るためにメーカーとの連携を一層図って、工夫していくことが必要だ。
▼食品を包む包装の一つ一つ、その食品を運ぶための箱一つ一つが、消費者に直結していることを強く感じる。
▼桜前線も日本を縦断中。雨にも何度か遭遇したが満開をキープした。さくらまつりで多くの人を楽しませた後ひらひら散り始めた桜。その頑張りに心が打たれた。
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