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東西南北

1359号「新しいことをはじめる勇気」
▼新しいことをはじめるのは、勇気がいる。ましてや、一つの会社を立ち上げるのはなおさらだ。
▼歴史の証言は、今回、時代を大きく遡り、昭和51年創刊号からお届けした。昭和51年、創業したばかりのまだ46歳の若き社長の、新聞への思いが伝わってくる。
▼若き社長はいう。「本日、第三種の認定が下りた。これは、新聞として認められた証」「言葉と違って文字は消えない。責任」「一字一字原稿を埋めていく」と。
▼あの頃、夜中まで万年筆の音をカリカリさせながら、原稿に文字を書く姿、印刷工場へ泊まり込み校正をする姿、若き頃から晩年まで、語り合っていた業界の方々を思い出す。
▼現在、引き継いだ次の世代の我々も、先代が作ってくれた地盤を守ることに励んできた。時代の流れから失われるものもあるけれど、この創刊号を読んで、また、気持ちを新たにしている。
▼2023年、段ボール事報は、わが社シリーズを始めた。初回の掲載後、ホームページで公開し、ご好評をいただいている。「おしえて!小坂さん」コーナーも始動。常に初心を忘れず、使命を持って、新しいことにチャレンジする勇気を持つつもりだ。
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